職場でみんなの輪に入れない・・・。
どうしてみんなみたいに気軽にサクッと世間話がデキないんだろう・・・。
今日は、このようなお悩みをお持ちの方に向け、書いていきたいと思います。
■ みんなの輪に入れないワケ
そのワケとして考えられることがいくつかあります。
・ その場の音や人の多さが苦痛で会話に集中できない。
・ ありのままの自分を出せなくて、人と気楽に話ができない。
・ 洞察力が高いため、表面的な軽い会話が苦手。
今日は ”洞察力が高いため軽い会話が苦手” にフォーカスして書いていきたいと思います。
それ以外の2つについては、こちらをお読みくださいね。
■ 洞察力が高いため軽い会話が苦手
HSPの人の優れた能力として ”直感力・洞察力の高さ” があります。
物事の本質を感じることが得意。
だから、物事の表面だけで判断しません。
そのため、仕事内容や人の表面的な浅い部分だけ見て、軽い会話をすることが苦手。
というかできない。
たとえば、仕事のスピードが遅い人がいたとします。
みんなは「あの人スピードが遅いよね」という噂的な会話が何の気なしにできる。
でも本質を感じることが得意なHSPが、仕事の遅い人を見ると、
・仕事のコツがつかめてないのか
・上司の説明不足で理解できてないのかも
・仕事に不慣れで緊張しているのか
・そもそもこの人に合ってない仕事だから、別の人のほうが適任なんじゃないか
ここまで考えてしまいます。
「あの人スピードが遅いよね」という一言で片づけられないのです。
生れ持った ”優しくて親切な気質” も相まって、前後のみさかいもなく言葉を口にすることができないのですよ。
だから、愚痴や悪口の多い職場や、お客様よりも売り上げを優先するような職場にいると苦しい想いをしてしまう・・・。
苦しくなる自分がダメだから、どんな環境であっても、どんな人たちとも馴染んでうまくやっていける人間にならなきゃ、と考えてしまうと余計にツラくなります。
努力するところはそこではありません。
■ 本質を感じることが得意なHSPが向き合うところ
本質を見極めることが得意な人は、その自分を受け入れてください。
そして、どんな人ともうまくやっていけることを目標にしなくていいのです。
自分の心に聞いてください。
物事の表面を見ただけの判断で会話をしたいですか?
軽快に、思ったことを口にして楽しめることは素敵なことだと思います。
でも、興味ないですよね。
目に映ったもの、耳にしたものに対して感じたことを、そのまま口にできる瞬発力やコミュニケーションの取り方は、得意な人にお任せしておけばいいのです。
人の輪に入れないのではありません。
あなたの本質が、もっと深い部分を共有できる会話を求めているので、それができそうもない輪に入ることにとまどいを感じているのです。
その自分を大切にしてください。
持って生まれた直感力や洞察力は、あなたの才能であり素晴らしい能力。
今いる職場はもしかしたら、あなたには合わないのかもしれない。
このまま続けるのか、別の道を探すのかは自由ですが、まず自分の持っている能力を受け入れてください。
物事の深い部分に切り込んで、本質を見極めていくことがあなたの生き方なのですよ。
ここに軸を立てましょう。
すると、縁のある場所で能力と才能が花開いていきます。
応援しています。