穏やかであたたかい雰囲気の家庭を築きたいので、夫の態度に腹が立ったり、やめてほしいと思ったことにもガマンして受け入れていました。
良い関係を築くためには自分がガマンして、相手のすべてを受け入れないといけないと思っていたのです。
自分に自信もなかったので、ありのままの自分を出したら夫に嫌われる、とも思っていました。
でも、それは私の思いグセだったんですね。
セッションを受けてから、言いたいことをガマンせずに自然と言えるようになったように思います。
抑えていた感情が爆発することがなくなり、夫との関係も以前より数倍良くなりました。
職場でも人の目が以前ほど気にならなくなったので、楽に仕事に取り組めています。
ありのままの自分を出せるようになったら家庭も職場も居心地が良くなりました。
これは、心理セッションのクライアントさんからいただいたご報告です。
ありのままの自分を出せると、自分をとりまく様々な関係が自然と良くなるのですよ。
”つねに相手に合わせてばかりで、自分を抑圧して苦しい。。。
人に合わせてガマンばかりしている自分を好きになれない。。。
でも、こんな自分のまま一生終わりたくない。”
こんなふうに感じている方に向けて、今日は書いていきたいと思います。
ありのままの自分を出すより相手に合わせていた方が楽
人に合わせていたらその場はうまく収まりそうですし、波風は立たないですよね。
ありのままの気持ちや考えを伝えたら、相手からツッコまれるかもしれないし、否定されるかもしれない。
だったら、ありのままの自分を出すよりも、相手に合わせていた方が楽。
とくに繊細で敏感なHSP気質の人の場合、相手の気持ちや感情にも敏感なため、よけいに自分を出せなくなりがちです。
自分の気持ちや考えを言わずに相手に合わせていれば、心が乱れることが起こることもなく、その場は穏やかに過ごせるかもしれません。
が・・・それを続けているとだんだん空しくなってきたり、自分を空っぽな人間だと感じて、無価値観や劣等感がますます強くなるんですよね。
だからといって、意志の力でがんばって自分を出そうとしても、ものすごいエネルギーを要するので続かない。。。
なぜならこの状態は、自分でも自覚のない心の根っこにある”何か”によって引き起こされているから。
心の根っこにある”何か”とは
ありのままの自分を出せない人の、心の根っこにある”何か”とは、
自分の本音よりも相手にとっていい人であることが大事。
なぜなら相手にとっていい人でいないと、私は大切にしてもらえないから。
このような思いグセのことです。
この思いグセは小さな子供のころ、起こった出来事によって感じた強い感情を、自分の中に閉じ込めたことで、心の根っこに根づいていきました。
ほとんどが親との間に起こった出来事。
幼い子供は親に対して、「私のことをもっと大切にしてほしいからいい子でいよう」「もっと愛してほしいからいい子でいよう」こんなことを思うものです。
ぬくもりを感じて安心したいと思うのは当然。
そのために優しい言葉をかけてもらいたい、抱きしめてもらいたい、だからいい子でいようと思います。
このときの思いが心の根っこに根づき大人になった今、無意識に周りの人に親を投影して、自分の気持ちよりも相手に合わせるように行動するようになったのです。
この心の根っこに根づいているものを解放し、今まで満たされることのなかった心を安心感で満たしていくことで、自然と思いグセも変化していきます。
それにより、自分の気持ちや考えを大切にできるようになっていくのです。
自分の気持ちや考えを大切にし、相手の気持ちや考えも尊重する。
こんな思いが心の根っこに根づいてくると、相手と私は別の人間なのだから、感じることや考えが違って当然、と自然に思えるようになります。
すると、自分の思いや考えを伝えられるようになるのです。
また、言えないことがあっても、その自分を責めたりダメ出しすることがないので楽な気分でいることができます。
相手から否定されることや、嫌われることが怖いから言いたいことをガマンするのではなく、自分も相手も大切だから自分のことを伝えよう、という思考が働きます。
意志の力でがんばって伝えるのではなく、自然と言えるようになるので自分が楽。
さらには伝えても伝えなくても自分はOKと思えると、どんな自分も受け入れられるので、人間関係や仕事などでもどんどんありのままの自分を表現できるようになります。
これを実現するのに、心理セッションは有効な方法です。
今の自分のまま一生終わりたくないと感じている方は、よかったらご相談くださいね。
応援しています。