HSPの特徴とその敏感な気質を活かすために必要なこと

このような方に向けてカウンセリングを行っています。

 - 長時間人といるとグッタリと疲れる。

 - 集団や人混みがとても苦手。

 - 相手の顔色が気になって言いたいことが言えない。

 ‐ みんなは気にならないことが、とても気になって目の前の仕事に集中できない。

そんな自分にたいして「どうして私は普通じゃないんだろう」と自信をなくしていませんか?

それを克服するために今までたくさんのことを学び、様々な努力を重ねてきたのかもしれません。

それなのに 「どうしても自分を変えられない」とツライ思いをしているとしたら・・・。

もしかしたらあなたはHSPという超敏感気質の持ち主なのかもしれません。

1. 超敏感気質の私が困っていたこと

実は私も超敏感気質の人間です。

HSPの自分ととことん向き合い、生きにくさを手放してきた今でこそ、カウンセラーとしてHSPの人が幸せに生きるために協力する活動を行っていますが、過去の私は無価値感や劣等感をかなり抱え込んでいました。

怒りっぽい人や感情の起伏の激しい人といると必要以上にビクビクしてどうしていいかわからなくなる。

人の表情のささいな変化をキャッチして、相手の感情や気持ちを読んでしまい、相手を優先するあまり自分の言いたいことが言えない。

過去の私はこんな自分を必死で隠し、世の中でいう”ふつうの人”になれるよう自分を抑圧して生きてきました。

また、みんながふつうにできることができない自分に強い劣等感も感じていました。

当時のことを書いた記事、よかったらお読みください↓

弱くてダメなHSPの自分を克服しようとがんばっていました
にぎやかな居酒屋にいると目の前の話に集中できない。 席が密着したカフェでは会話ができなくなる。 カラオケボックスに行った翌日は何も手につか...

今回は、以前の私のようにHSPならではの心のお困り事を抱えている人に向けて、HSPの特徴とその気質の活かすために必要なことをまとめました。

カウンセリングや心理セラピーを通じて多くのHSPと関わる中で感じたことや、今まで得た知識を元に書きましたので、よかったらお役立てください。

2.  HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン) とは

HSPとはHighly Sensitive Personの略で、直訳すると『非常に敏感な人々』です。

アメリカのE・N・アーロン博士が敏感気質の人たちの研究を重ね、HSPと名付けました。

世の中のおよそ5人に1人がHSPだと言われています。

HSPは病気や障害ではなく気質です。

刺激に敏感に反応する脳を持っており、微かな情報までキャッチするため、情報過多で疲れやすい傾向にあります。

3.  HSPの特徴

□ 自分をとりまく環境の少しの変化にもよく気がつく

□ 他人の感情や体調を敏感に感じとる

□ 自分の身体の痛みや不調に敏感

□ 人といると疲れやすく、ひとりになりたいと思う。

□ カフェイン、刺激物、化学物質、薬などに敏感に反応する

□ 肌ざわりや着心地がとても気になる

□ 想像力豊かで、空想していることがよくある

□ 明るい光や、強い匂いに反応する

□ 大きな音や騒音がとても苦手

□ 優しく親切な心を持っている

□ 一度にたくさんのことをやると混乱する

□ 人が言葉にしていない気持ちや感情によく気がつく

□ 物を忘れたり、ミスをしないように気をつけている

□ 人の本音と建前を察することがある

□ 映画やテレビの暴力的なシーンがとても苦手

□ 芸術や音楽などに心を動かされる

□ 自分の周りに刺激が多いとイライラする

□ 空腹になると集中力が低下したり、気分が悪くなる

□ 引越し、席替えなどの生活の変化は負荷がかかる

□ 人目が気になる

□ 競争させられたり、見られていると普段の実力を発揮できなくなる

□ グループの中にいると自分らしくいられない

□ 子供のころ周囲の人たちから内向的であったり、内気だと思われていた

*あなたはいくつ当てはまりましたか。

12個以上あてはまればおそらくHSPの気質です。

4.  多くのHSPが生きにくさを感じているのはなぜ?

● 人の気持ちを気にしすぎてしまう

人の微細な表情の変化を見逃がすことなくキャッチして、相手の気持ちを読み取りながら、相手を不快にさせてないだろうか、と不安を感じてしまうことがよくある。

● 音、におい、痛みなどの刺激に敏感

みんなが気にならないような視覚や嗅覚、触覚などの刺激に敏感に反応して、目の前のことに集中できなくなってしまう。

● 人との境界が薄い

共感力が高いので、人の感情や体調の影響を直に受けるためふりまわされやすい。

● 育った環境の影響を受けやすい

敏感で繊細な自分を親に理解してもらえず、否定されることがよくあると、大人になっても自己否定が強くなってしまう。

● 集団が苦手で人疲れしやすい

人のエネルギー(感情、気持ち、体調)を感じる力が強いので、人が大勢いればいるほど刺激として入ってくる情報も増え、情報過多になり疲れやすい。

— まとめ —

HSPは人間ギライというわけではありません。

人の感情や気持ち・体調や、五感で感じる情報をキャッチする能力が高く、それが刺激として自分の中に入ってくるので、疲れやすいのです。

5. HSPのすばらしい能力

♠ ていねいにじっくりと目の前のことに向き合える

誠実で責任感があるので、安心できる環境にいると目の前のことにコツコツとていねいに向き合うことができます。

♠ 高い共感力により人の気持ちを察することができる

人の気持ちがわかるので気配りができます。また、相手にとって今必要なことがよく分かります。

♠ 優しくて親切な気質

人をおとし入れたり、足を引っ張ろうという意地悪な心を持っている人が少ないです。みんなが穏やかで平和にいられることを望むあたたかい心の持ち主が多い。

♠ 慎重で危機管理能力が高い

HSPはあらたな可能性に気づく人も多いのですが、同時に失敗の要因も察することができるので、事前に対処しておくことができます。

♠ 直感力、自己暗示力に優れている

自分から自然に湧いてくる感情や気持ち、ひらめきなども敏感にキャッチできるので、直感力が高いです。また起こった出来事に対しての感じ方が強く深く、繰り返し感じるので、自然と自己暗示力も高まります。

–まとめ–

超敏感気質で傷つきやすいところにばかり目が行ってしまいがちですが、HSPには生まれ持ったすばらしい能力があります。能力を自分の人生に気持ちよく発揮するために、安心できる居心地の良い環境にいることを意識しましょう。人よりも自分の気持ちや感情を優先することも大切です。

6. HSPが自分らしく快適に生きるために必要なこと

・ HSPの気質を受け入れる

ささいなことにも反応して動揺したり、細かいことが気になってしまうのは、精神的な病気や障害ではなく、”敏感さ”という気質が原因だと受け入れること。敏感さを克服しようと無理やガマンをするのではなく、敏感な自分が幸せに生きていることを意識しましょう。

・ 幼少期や過去の出来事から受けた心の傷を癒す

心の根っこにある”思い込み”や”思いグセ”、”満たされないまま放置された感情”が、感じ方やとらえ方を生み出します。幼少期や過去の出来事から受けた心の傷が癒えることで、自然と自分にとって楽な感情や思考が生まれ、プラスのとらえ方ができるようになります。

・ 人と自分の間に精神的境界線をひく

人の気分や感情の影響を受けやすい自分を認めて、人は人、私は私。この人と私は別の人間ですと強く意識してください。別の人間なのだから、考え方や感じ方が異なるのは当然です。

・ 自分の本音をキャッチする

人の感情に巻き込まれていると感じたら、今私はどうしたい?と自分の本音に問いかけてください。そこで出てきたことを行動に移しましょう。

・ 衣食住などの環境や、つきあう人も自分の感覚で選ぶ

敏感な自分が感じる、居心地の良さ・安心感・快適さなどを基準に、自分が身を置く場所・肌に触れるもの・食べるもの・つきあう人を選ぶ。

・ 世の中の価値観よりも自分の感覚を大切にする

世の中で言われている”ふつう”という価値観よりも、自分が感じていることや感覚を大切にすることで、自分らしく生きられるようになります。

— まとめ —

敏感さを克服して、周りの人や社会から認められる自分になるための努力はHSPの自分をより生きにくくします。

”ふつう”を目指すことよりも、自分の本音や感覚を大切に生きることで、HSPの気質を気持ちよく人生に活かして自分らしく生きていけるようになります。

「どうするべきか」や「なにが正解か」ではなく、今私は何を感じている?・私はどうしたい?・今私が快適に過ごすためには?と自分を中心に生活を創っていきましょう。

7. おわりに

敏感さや繊細さ、高共感力は生まれ持ったすばらしいギフトです。

その才能や能力を気持ちよく発揮して、自分らしく人生を創っていきましょう。

応援しています。

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