HSPの人が敏感さに磨きがかかるのは何故か

今回は、HSPの人の敏感さに磨きがかかる理由を書いていきます。

HSPの人は、敏感さを生まれ持っているため、HSPでない人よりも、幼少期に親や環境の影響を受けやすいでのす。

たとえば幼少期に親からの虐待など、安心できない環境で育てられた場合、自分が生きぬくために周囲の様子を一生懸命に察しようとします。

自分の親が気に入らないことがあると、すぐ子供に手を上げるような人であると、子供は殴られないようにいつも親の顔色をうかがって、親の感情や行動にも敏感になっていくのですね。

そしてこのような状態が、習慣になっていきもともとの敏感性に磨きをかけていくのです。

こうした子供は、親がいつも機嫌よくいてくれないと自分が大変な目にあうので、自然と親の要望を感じ取り、それを叶えようとする習慣が無意識についています。

その習慣が、大人になった今、周囲の人に対して無意識に現れているのです。

心の根っこに、「人の役に立てないと怖いことが起こる。」という意識が無意識に根付き、常に相手の顔色に敏感になり、それを元に行動します。

この習慣が、生まれ持った敏感さにさらに拍車をかけていくのです。

また、虐待を受けたことや親が過干渉という過去がない場合であっても、

生まれながらに敏感な脳を持っているため、親や周りの人たちの感情や、その人たちが発するエネルギーを感じてしまいます。

たとえば、親が口には出さないけれど、忙しくてイライラしていたり、悲しみをグッとこらえていたりしたとき、そんな親の心の状態を感じ取り、親の役に立つために行動したりします。

すべて無意識に。

そして成長とともに周りにいる人たちに対しても、親に対して発揮していた共感力を発揮し、人の感情を満たすことや人の想いを叶えることが自分の人生になっていくのです。

この生き方が自分にとってしっくりくるものであれば、それはそれでいいと思いますが、自分の人生と人の人生が混同しているので、本来の自分の生き方ではないため、生きにくさを感じる人が多いのも事実。

この生きにくさは、人と自分に境界線を引くことができると、だんだんと和らいでいきます。

そのためには、生まれてから今まで、自分以外の人の感情や思いを優先するあまり、自分の中に溜まり続けた満たされない感情を開放すること。

自分の本当に感じている感情や本音に気が付くこと。

そして、自分の人生を自分のために生きること。

これが大切です。

これらができるようになると、感情・意識・行動が一致してくるので楽に本来の自分で生きられるようになります。

敏感で繊細なHSPの気質を自分の人生に活かし、魅力や才能として気持ちよく発揮していくことができますよ。

HSPの人が幸せを感じて生きていくことができるよう応援しています。

 

 

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