『人と会ったあとに、自分の振る舞いや言葉が、相手にとって不快なものになっていなかったか・・・
あの人が私に言ったことは、本当はどういう意味だったんだろう・・・
と考え込むことが今までよくあったのですが、セッションを受けてからこの時間が劇的に減りました。
今まで考えてもしょうがないことに、かなりの時間を使っていたことに気がつきました。』
これは、心理セッションを受けられているクライアントさんからいただいたご報告です。
こんなふうに、自分の態度や言動が周りの人やその場にとってOKであったかどうかを考え込む”ひとり反省会”。
「私にとって大事な時間だから」という方は、思いのままにやったらいいと思います。
ですが、
この時間は不安やあせりが次々と湧いてきて、グッタリ疲れませんか。
私の話した内容や態度は、あの場にふさわしいものであっただろうか。。。
上司に私の意図はうまく伝わったかな。伝え方は間違ってなかったかな。
〇〇ちゃんは、さっき私の言ったことを不快に感じてないかな。
〇〇ちゃんに送ったLINEは、あれでよかったのかな・・・。
このようなことを考え込みがちですが、これって答えがない質問を自分にしているようなもの。
相手はどう思ったか、って相手にしかわかりませんから。
これをやっているときは、自分の中にはない答えを脳(自分)に向かって質問しているようなものです。
なのに、質問を投げかけられた脳は、答えを見つけようと一生懸命に働いてくれる。
たとえ自分の中に答えがなくても、答えが見つかるまで働いてくれるのです。
そして、働き続け脳疲労を起こす。
これがグッタリ疲れる原因なのです。
このとき、自分の中から出てくる答えを導き出す質問をしてあげると疲れませんよ。
たとえば、 「次回友達に会ったとき、今日よりももっと楽しい時間にするには何をしようか!!」 こんなふうに自分に聞いてあげてください。
とは言っても、いままでの習慣でどうしてもひとり反省会をくりひろげてしまう・・・。でも疲れるのでできればもうやりたくない、という方に向けて自分と向き合う方法をお伝えします。
■ ひとり反省会をしているときの心にフォーカスする
ひとり反省会をしているとき、なにを怖れて自分を省みているのか、心の奥に意識を向けてみてください。
過去に自分のとった行動がもとで、相手に否定されたり受け入れられなかったりしたのはどんなとき?
それにより、自分の心が傷ついている可能性が高いのです。
自覚はないけれど、過去の出来事が尾を引いています。
そのとき悲しかったり腹が立ったりした、気持ちや感情が癒されていないのです。
再度その気持ちや感情を味わうのはツラい・・・。
だから、もう傷ついて苦しまないよう無意識にひとり反省会をしてしまうのです。
過去の傷ついた自分を癒してあげることができれば、ひとり反省会の不毛な時間をつくらなくてもいられるようになります。
人から傷つけられた過去の出来事が意識に浮かんできたら、その当時の相手や自分ではなく、その時に感じたあなたの感情や気持ちに意識を向けましょう。
そして、その時に自然と自分の中から湧いてきた感情や気持ちを、今のあなたがわかってあげて、受け入れてあげることができると、過去のあなたの気持ちが満たされ癒されていきます。
自分が感じたことや思ったことを、人にわかってもらえるとホッとしますよね。
これを現在のあなたが、過去のあなたにやってあげてください。
その時何に傷ついたの?
その時本当は言いたかったけど、どうしても言えなかったことは何?
その時どんなことをガマンしたの?
こんなふうに自分の心の底に閉じ込めていた本当の思いを、今のあなたが受け入れてあげてください。
すると過去のあなたに”わかってもらえた”という安心感が芽生えてきます。
これを傷つけられた過去の出来事が浮かんでくるたびにやっていくと、人の目が過度に気になり自分の言動について考え込むことがグッと減ってきますよ。
そうなると、現在の目の前のことに意識を集中できるようになり、本来持っている才能や能力を発揮しやすくなります。
これからの人生を幸せに向かって自分で創っていけるように、意識を働かせることができるのです。
もしやり方がわからないときはご相談くださいね。
あなたはもっと幸せを感じて生きられるのです。
生まれ持った才能や能力をどんどん発揮できるのです。
応援しています。