今日は疲れやすいHSPの人が、もっと気持ちを楽に生きられるよう、羞恥心と自分を隠すクセについて書いていきたいと思います。
● HSPにはおっとりした人が多い?
敏感で繊細な気質のHSPの人と、日々心理セッションを通じて関わる中でよく感じることがあります。
本来のんびりとおっとりした人なのに、その自分を隠して周りのペースに合わせようと無理してしまい、疲れ果てている人がとても多いなぁ、ということ。
HSPはささいな刺激にも敏感に反応するため疲れやすい傾向にあります。
そういった刺激による疲れとは別に、本来の自分を隠すことにものすごいエネルギーを消費しているため、脳が疲労してしまうことがよくあるのです。
● HSPのあなたはどんな自分を隠そうとしている?
世の中ではテキパキと処理するスピードや、物事ののみ込みの速さが評価されやすいですよね。
そんな文化の中で、ひとつひとつとジックリ向き合いながらていねいに進めていくことが得意なHSPは、ゆっくりとしたスピードの自分を恥ずかしいと感じてしまうことが多いようです。
そのほかには、
・みんなみたいに素早く行動や返答ができないこと。
・競争についていけないこと。
・みんなのように、物事を軽く受け止められないこと。
・みんなと比べてすぐ疲れること。
・みんなが楽しそうに話していることに、興味が持てないこと。
このような自分を恥じてしまう傾向にあります。
そして、この自分がバレないように一生懸命自分を隠すことにパワーを使って疲れてしまうんです。
でも、客観的にみてください。
HSPが恥ずかしいと思ってしまうこれらのことって、本当に恥ずべきことなのでしょうか?
● HSPは誠実で思慮深い
みんなのように物事を軽く受け止められないのは、周りに与える影響を考えているからではないでしょうか。
HSPの人は誠実で思慮深いのです。
軽いノリで判断することがないので、安心感を感じると言われたこともあるのではないでしょうか。
そんな自分を否定したり、ダメ出しをしなくてもいいのです。
● どんな自分で在りたいですか?
世の中の”ふつう”になろうと、自分自身に高度な要求をする必要はありません。
ほんとうはどんな自分で在りたいですか?
のんびりおっとりとした自分でゆったり生きていいのです。
みんなが気にならないささいなことにも、じっくりと向き合う自分を大切にしていいのです。
まずは、「周りのペースに合わせようとしてるけど、私本当はのんびりおっとりしているんだよね。」と今の自分の状態をわかってあげてください。
今まで否定していた自分にOKを出せると、それだけで抑圧されていた自分が解放されるので、気持ちが楽になっていきます。
あなたは恥ずかしい存在ではありません。
生れ持ったみんなとは違う感覚は誇るべき個性。
応援しています。
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