今日は仕事や恋愛がうまくいきそうになると
その状態から逃げたくなる感覚を感じる人に向けて
書いていきます。
私たちは子供時代を通じて、
自分の親から学んだことをもとに
現実に対処するようになります。
幼ない子供が生きていくためには
親に頼るしかありません。
そのため、親の価値基準に沿うような
行動や考え方をするようになります。
たとえば、
父親が支配的な人だったり、
母親がわけもなく怒り出すような
情緒不安定な人だったりしたケースや、
世間的に見て完璧な親から
育てられたとしても、
「りっぱな人間に育ってほしい」
という過大な期待を
重荷に感じて育ったケースなど。
このように
家庭の数だけ様々なケースがあり、
そのいずれにしても
幼少時にいかに現実に対して
何を感じてどのような行動を
選択してきたかが
心の深い部分に刻まれます。
そして
大人になってからも無意識のうちに、
幼少時の選択を基準にして生きるようになるのですよ。
幼少時に
「こうすれば愛される」
「このような態度をとれば守ってもらえる」
「こう言えば養ってもらえる」
という安心感を得るために下した判断です。
小さな子供は何よりも
安心感、安全感、
愛されている・守られている
という感じを求めます。
大人になった今、
生き方を変えようとしても
無意識のうちに、幼少時の
「安心感を得るための思考」
を選びそれを元に行動するようになっていくのですね。
たとえば幼い頃に
酔っ払って暴力をふるう父親の目が
自分に向かないように
なるべく存在を消していたという
ような場合、
「安全に生きていくために存在感を消す」
という方法を選択して生きていたとします。
すると
大人になって仕事や恋愛での成功が
目の前に迫ってきたとき、
心の中では
このままいくと目立ってしまう。
だからこの辺でやめておいた方がいい。
目立たないように姿を消していた方が安全!
という声が囁き、
それに沿った行動をとる場合があります。
仕事や恋愛がうまくいきそうになると
なぜかそこから逃げたくなり、
急に消極的な態度をとってしまう方
いらっしゃいませんか?
このようなことが何度も起こるので、
仕事で成功したい、
もっと愛される人間になりたい、
という想いと、
「存在感を消す」という無意識の行動との
間で悩むことになります。
この悩みを解消するためには、
幼少時に心の深い部分に
プログラミングされた無意識の思考を
プログラミングし直すことが大切。
この無意識の思考が、
自分の望む思考にチェンジできると
面白いように現実が
すいすいと楽に変化してきます。
自分で叶えたいことがあるのに
そこに辿り着けない
パターンをくり返す方は。
幼少時のプログラミングを
チェンジさせる
良い機会なのかもしれません。
自分の思考パターンにお悩みの方、
悩み解決と望みを叶えるために
よかったらお手伝いさせてくださいね。