人に見られていると、とても緊張してうまくできなくなってしまう・・・
こんなことありませんか。
実は私もそのひとり。
小さなころから、普段は楽にできることが、人から見られているとできなくなったり、とても時間がかかったりしてました。
人から見られていると、なぜだか力を発揮できないのです。
学生のころって、みんなが見ている前で何かをしなきゃいけない場面がけっこうありましたよね。
そのたびに憂うつでした。。。
そんな自分のことを、みんなが普通にできることができない私はどこかヘンと、いつも感じており、この感覚は大人になっても続いていました。。。
実は、人に見られていると必要以上に緊張して実力を発揮できなくなるという状態は、敏感で繊細すぎる気質を持っているHSPの人の特徴なのです。
人の気持ちや感情を感じる共感力が非常に強いため、見ている人の思いや気持ちが自分の中に入ってきて、自分のことに集中できなくなってしまうんですね。
そのため一人であれば軽々とできることが、人から見られているというだけでできなくなってしまうのです。
でも安心してください。
もともと持っている気質だからといって、人前でなにもできない自分のまま一生過ごすことがHSPの生き方なのではありません。
なぜなら、人の気持ちや感情を感じる共感力が強いという気質は、もともと持っているものですが、人に見られていると必要以上に緊張して実力を発揮できなくなるという特徴は、今まで生きてきた中で強く感じた感情や繰り返し感じた感情が、心の根っこに根付き、それをもとに人の気持ちや感情を敏感に感じとらなくてはいけない、という思いグセが根本となっているからです。
環境や親や周りの人との関係によって後づけされたものなので、変化させていくことができます。
そのために、必要以上に人の気持ちや感情を敏感に感じなくてはならなくなった原因から感情をひも解き、手放していくことが大切。
これをやっていくことで、人前でなにかをする場面では、人の感情や気持ちを感じ取る共感力をオフにすることができ、今やることに集中できるようになっていきます。
人に見られていると必要以上に緊張して実力を発揮できなくなるのは、人からできないヤツとレッテルを貼られてしまうのではないかと感じてツラいものですが、集中できなくなるほど人の感情や気持ちに敏感になることで、何かから自分を守ってくれているのですよ。
ここに気づき、人の気持ちや感情を敏感に感じなくてはならなくなった原因を知り感情をひも解き、開放していくことで、生まれ持った高い共感力を必要なときだけ発揮して、必要ないときはオフにすることができるようになっていきます。
それができるようになると、持って生まれた才能や感性を仕事や人間関係に気持ちよく活かせるようになりますよ。
人に見られていると必要以上に緊張して実力を発揮できなくなるのは、あなたがどこかヘンな人間だからではなく、人の気持ちや感情を敏感に感じとるという能力によるもので、その自分と上手につき合うことができればその力を自己実現に使っていけるのです。
応援しています!
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