やりたいことをやろう、動こう、行動したい、と思っているのに意欲が湧かなくてできない、という人に向けて書いていきます。
まずはこちらをお読みください。
心理セッションを受けられたクライアントさんの、セッション後のご報告です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ずっと感じていた「何もできない自分」という罪悪感と繰り返し夢に見ては泣くことが、嘘のように全くなくなりました。
心の奥の本当に言いたかった気もちが出せて(気が付いて)「もういいんだ。次に進もう」という、マインドではなく魂から納得できたようです。
1回のセッションだけでつまづいてた部分が解消されたので、今は自分のペースで頑張っています。』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このクライアントさんには「私は何もできない」という思いグセが、心の根っこに潜んでいました。
そこに気がつき、この思いグセを今の自分にとって生きやすいものに変えていくためのセッションを行いました。
それにより、潜在意識が変化したことで本音、意識、行動が一致して、行動する意欲が湧いてきたのです。
この方の行動にブレーキをかけていたのは、本人にもまったく自覚のない「私は何もできない」という思いグセでした。
実は以前の私も同じようなものを心の根っこに抱えていました。
それは「私はひとりで何もできない」という思いグセ。
自分で決めたことを成し遂げたいという、強い思いがあるにもかかわらず、目の前のことに取り組む意欲が湧かず、思考が働きませんでした。
だから、助けてくれそうな人や協力してくれそうな人をいつも探していました。
目の前のことに取り組むエネルギーを、人に頼ることに使っていたんです。
自分で決めたことなのだから、意欲的に取り組むことが自分を実現する一番の近道なのに。。。
この思いグセと思考パターンに気がついて ”自分の力でやり遂げたい” という本音をキャッチできるようになったら、自分で考えて行動できるよう自然となっていきました。
うまくいかない行動パターンは、心の根っこにある思いグセが影響している場合が多いのです。
これは生れ持った気質でも運命のようなものでもありません。
生れてから今までに起こった出来事や環境の中で強く感じたり、何度も繰り返し感じた感情が今の自分に大きな影響を与えているのです。
そしてこれらは、心の根っこに後づけされたものなので変化させることができます。
まずは自分の思考パターンに気づくことが大切。
意思の力で自分を奮い立たせてがんばっても長続きしません。
”行動する意欲がわかない”
このようなことに困ったら、行動しようとするとどんな気持ちや感情が自然に湧いてくるのかを、ていねいに感じてみてくださいね。
まずは、行動にストップをかける、心の奥にあるあなたの本音をわかってあげてください。
自分でやれる能力や才能を持っているからこそ、やりたいと思うのです。
さらに言えば、能力や才能を発揮することが喜びであり、生まれてきた意味だったりするのに、ここがフタされた状態で生きていたら不安や生きにくさを感じるのは当然。
だから、自分の能力や才能、個性を抑えるものはどんどん手放していきましょう。
行動する意欲がわかないときは、あなたの可能性を発揮する一歩手前の時期なのです。
ひとりでやることがむつかしいときは、よかったら協力させてくださいね。
自分で決めて意欲的に行動できると気持ちがいいものですし、この感覚が自信に繋がっていきます。
応援しています。