自分を変えたいとずっと思っていましたが、最近自分から自然に出てくる感情や気持ちにOKを出せるようになってきたんです。
自分の感情や気持ちを受け入れられるようになったら、自然と以前とは違う思考回路と行動パターンの自分になっていました。
これは先日セッションを受けられたクライアントさんからいただいたご報告です。
この方は、不安やあせりのようなネガティブな感情が湧いてくる自分を責めてばかりいたり、自分の考えることには価値がない、といつも感じていたとのこと。
50歳を目前にし、毎日毎日自分を責めて生きていくのはもうイヤだ!と心理セッションを受けることを決めました。
自分を責めるクセや、自然に出てくる感情に×をつけたり、どうせ私なんかが考えることなんて・・、というような思考が無意識のうちにいつも出てくるのはツライですよね。
というか、それが自分にとって当たり前なのでなぜかわからないけれどいつも苦しくて人と関わるのが怖くてそんな自分を変えたいけどどうしたらいいのかわからない、という感じです。
無意識に出てくる自分を責めるクセや、自然に出てくる感情に×をつけたり、どうせ私なんかが考えることなんて・・、という思考は答えのない質問を自分に向けてしているようなもの。
潜在意識も答えの出しようがなくてモヤモヤざわざわさせるしかないのですよ。
これをやればやるほど、自分の中のエネルギーがどんどん枯渇していきやる気や集中力を奪います。
そんな心の状態が、自分を責めなくなってどうせ私なんて・・という自己否定をしなくなっただけで、思考が変わり行動にも変化が現れてくるのですが、そうなるために何をしたらいいのかというと。。。
自分から自然に湧いてくる感情をじっくりと感じきること。
具体的に書いていきますね。
➀ 安心できる場所に身を置きます。
➁ 好きなだけ深呼吸して体の力を抜きます。
➂ 最近起こったイヤな出来事を思い出す。
➃ イヤなことを考えたら、自然な反応する体の感覚に意識を向けます。
そして胸がムカムカするとか、胃の辺りが重たくなるとかというような出てくる言葉を口にしてください。
➅ このようにイヤなことを体と言葉でじっくり感じてください。
➆ 涙が出てくることもありますが、その場合涙がとまるまで自然の流れに身を任せてください。
⑧ ひたすら体と感情を感じきってください。
以上です。
このとき自然に出てきた言葉は、自分が感じたけれど、その自分を受け入れられずにダメ出しをしたときの本音であったり、人に対して腹が立ったのに、腹が立った自分を責めたため自分の中で未消化のまま溜まっていった怒りであったりします。
自分が感じたことは当然だと思っていいのですよ。
悲しいと感じたらその状況では悲しいのが当然ですし、腹が立ったらその状況では腹が立つのが当たり前なんです。
自分が感じたことはそれが当然!
そう感じていいのです。
それが腑に落ちると、どんな自分にもOKを出せるようになって、自然と思考や行動のパターンが変化していきます。
不思議なもので、自分をダメだと思ってそんな自分を変えよう変えようとがんばっていたときは、どんどん苦しさが増していくのですが、ダメだと感じる自分にOKを出せるようになると自然と楽にのびのびと動けるようになっていくんです。
さきほどのワーク、よかったらやってみてくださいね。
やり方がよくわからなかったらご相談ください。
応援しています!