会社の中で自分だけ
上司から攻撃されやすい。
転職をしても
なぜかまた同じようなタイプの
上司がいて、
また攻撃されてしまう。
こんな自分を変えたい。
このような悩みを抱えた方の
心理セッションを先日行いました。
セッションをすすめていくと、
この方の心の根っこに
「こんな私が幸せになれるわけはない」
という強い自己否定があることが
わかりました。
それと同時に
激しい怒りも抱えています。
怒りは、
小さな子供のころに
やることのほとんどに
口出しして否定ばかりしていた
母親に対して向けられてのもの。
でもその怒りを母親にぶつけたところで
さらに大きな怒りとなって
自分を攻撃してくることが
予測できるので、
ずっと自分の中だけに留めてきました。
その怒りが大人になっても
消えることなく、
激しい怒りのエネルギーとなって
この方の中に渦巻いていたのです。
本人は無意識のうちに
その怒りを抑圧しつづけてきたので
自分の中に激しい怒りがあるという
自覚はありません。
さらに心理療法をつかって
セッションを進めていくと、
この方の上司の中にも
強い怒りと自己否定があるという内容が
出てきました。
上司が攻撃しているのは、
実は自分自身だったのです。
もちろん上司も
自分の中にそんな怒りと自己否定が
あるという自覚はありません。
自分で意識してなくても
感情は行き場を求めてさまよいます。
そのため職場の中で、
同じ「自己否定と怒り」を持った
部下に対して、
上司の怒りのエネルギーが同調し、
発動していたのです。
これがこのクライアントさんが
上司から攻撃されやすい理由でした。
人間関係って
ある意味潜在意識のエネルギーの
ぶつかり合いです。
転職をして別の上司になったのに
また自分だけ攻撃されてしまう、
というのは、
たまたま転職先に自分と同じ
心の根っこを抱えた人が上司になった
のだと思います。
でも続いて同じ出来事が起こるのは
この状態は変えられるよ、
というサイン。
どんな人が上司になったとしても
のびのびと自分を発揮して
気持ちよく仕事にとりくめるようになりたい。
という思いを実現するために
この方は自分と向き合うために
セッションを受けにいらっしゃいました。
心の根っこに根づいている
満たされないまま残っている感情や
思いグセや思い込みは、
気づいて再体験し
じっくりと感じきることで
自分の中から手放されていきます。
この方の場合、
小さなころから母親に否定されることが多く、
その体験がそのまま自己否定に
繋がっていたのですが、
セッションでその思いグセと怒りを手放していきました。
自分が変化すると
たとえ自己否定や怒りを抱えた人がいても
その人が自分に対して反応しなくなるので
楽にその人と関わることができるようになります。
そうなると対人関係も
今までよりもっと楽になっていくと思います。
これからも応援しています。
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