こんにちは。坂本純子です。
自分の思ったことを自由に
口にすることができない人は、
思ったことや感じたことを
自由に人にしゃべったら、
嫌われるかもしれないと感じ、
人から嫌われるくらいなら
黙っていたほうがいい、
と無意識にしゃべらないことを
選択していることが多いです。
最近このような
自分を出すと嫌われる、
という思考パターンを
持っている人に対して、
『嫌われてもいい』
と前提を変える言葉を
伝えているカウンセリングの方法を
お見かけすることがありますが、
意思の力で
「嫌われてもいい」
と思っても、
なかなかそう思うことができなくて、
そんな自分を責めてしまう人に向けて
今日は書いていきたいと思います。
「自分を出すと嫌われることもあるけど、
でも別にそれは気にしない!
だって自分を出したほうが
楽しく生きられるから^^」
と、自分を出すことが楽しくて、
自分を嫌う人がいたとしても
気にならないのなら、
それはありのままの自分の行動。
自分を変える必要はありませんね。
自分を出すと嫌われるかもしれない。
だから言いたいことはガマンして
黙っていたほうがいい。
嫌われてもいいって思えないから、
せめてネガティブな言葉は使わない
ようにしよう。
このような心の状態の人は、
自分を抑圧して苦しんでいます。
この場合は、
「嫌われたらどうなるのか」
と心の中を掘り下げていくことが大事。
ほとんどの人は
嫌われたら悲しい、寂しい
嫌われてひとりになるのが怖い
という答えが出てきます。
その悲しい、寂しい、怖い
という感情をじっくり感じて、
悲しい、寂しい、怖いだけなんだな。
とその感情を感じている自分を
認めていく。
気持ちがスッキリするまで認めていく。
これをやっていくと
嫌われることへの恐れが開放され、
自分を出すと嫌われる、
ということに意識がいかなくなり、
楽に自分を表現できるようになっていきます。
『嫌われてもいい』と
意思の力で思いグセを変えていく方法を
実践しても言いたいことを言えずに
モヤモヤや不安が強くなる人は、
嫌われることへの恐れや、
悲しい、寂しい、怖いという感情に
フタをしているという心の状態の人。
これは、心の根っこに
嫌われるのは怖い、
という本音があって
その本音をスルーしているんです。
自分の中にある恐れや
悲しい、寂しい、怖いという感情は、
気付いてもらえるまで
自分の中をグルグル周り続けるんですね。
だから
自分を出すと嫌われる
という思いグセはなくならず、
むしろどんどん深くなっていきます。
恐れや悲しい、寂しい、怖いという感情は
自分に気付いてもらえるまで、
いろんな出来事を起こし続けるんですね。
嫌われることが怖かったら、
その感情にフタをして
むりやりポジティブになろうと
するのではなく、
嫌われることの先にある
自分の感情に気付いて
それをじっくり感じきることを
やっていくと、
どんどん楽になっていきますよ。
やり方がわからないときは
ご相談くださいね。
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