大切な人に思ったことが言えない

先日セッションを受けられた
クライアントさんのお話です。

この方は、
相手の反応が気になって思ったことが言えないことで
いつも言いたいことをガマンしているが、
これから先もガマンして生きていきたくない。
そのために自分を変えたい、という悩みを
解決するためにセッションを受けられました。

この方のいう相手というのは、

パートナー

会社の上司や同僚

友達

のような、
特に自分にとって大切な人や、
影響力のあるポジションにいる人
のことです。

思ったことを自由に言うことができない、
というのは
そんな自分のことを情けないと感じますし、

心のどこかで、
私の言うことは受け入れてもらえない、
というような
相手を信頼できない、
という感覚もあるものです。

このような感覚が心に根付いた原因として、
幼少期の環境や親との関係が
影響していることが多いです。

幼少期の環境や親との関係といわれても、
ほとんどの人は、
「私は普通の家庭に育ち、
普通の親から普通に育てられました。
だから幼少期の環境や親との関係に
問題はありません。」
と思っている方がほとんどだと思います。

虐待を受けてたわけでもない。
むしろ殴られたこともない。
両親はケンカすることもそうそうなかったし。

だから親子関係が原因になっているとは
ほとんどの人は思えなのですが・・・。

大人になった今
思ったことを自由に言うことができない人は、
子供のころ「いい子」でいた人が
多いんです。

ワガママは言わない、
ダダもこねない、
ひとりで本を読んでいることが
大好きというような子ども。

このブログを読んでくださっている方で
思ったことを自由に言うことができない人は、
このような子どもではなかったですか?

親からすると育てやすい子どもですよね。

でも、このような子どもは
ひとりで本を読んでいることが
心から好きなわけではない場合が多いんです。

お母さんが仕事で忙しくて
一緒にいることができないから、
仕方なくひとりで本を読んでいた
というケースがほとんど。

ほんとうは、お母さんと一緒にいたかった。。。

だけど、それをお母さんに伝えると
ワガママいうんじゃありません。
お母さんは仕事で忙しいんだから、
って怒られるから言わないように我慢したり、

お母さんのこと大好きだから
困らせたくないし、

だからお母さんに言いたいことを
言わずに我慢する。

ほんとうはさみしい。。。
もっと一緒にいてほしい。
お母さんが一緒にいてくれないから悲しい。

本当はこんなふうに思っているのに、
それを出したらお母さんを困らせるから
我慢しよう!

言いたいことを我慢して
本を読んでいい子にしていれば
お母さんは私のことを褒めてくれし、
喜んでくれる。

だから私は自分の言いたいことを
我慢します。

と、こんなふうに我慢することを
自分で選んだんですよ。。。

小さな子どもながらにね。

このクライアントさんも
これが、大人になってからの
相手の反応が気になって思ったことが言えない
という悩みの元になっていました。

思ったことを言ってもそれは受け入れられない、
という思いグセが、
心の根っこに根づいているのですね。

さみしい
孤独でかなしい
私と一緒にいて

というような子どものころに感じていたけど
誰にもつたえずに
自分の心の中に押し込めてしまった感情を
認めて感じていくことが
今の悩みを解決していく一歩となります。

自分の中でぐるぐるしている
外に向けて表現しないでいる感情は
目には見えないけど、
消化されないまま自分の中に溜まり続け
そのうちに熟成されて
自分の現実を創っていきますからね。

このクライアントさんも、
セッションで
小さな子供の頃に感じていた感情を
じっくりと再体験して
解放していきました。

それにより、
以前ほど人目が気にならなくなり、
少しづつ言いたいことを躊躇なく
言えることが増えてきたそうです。

また、
言いたいことが言えないことがあっても、
その自分を責めることは劇的に減ったそう。

こうなると対人関係もグッと楽になり、
他人と信頼関係を築くことが
どんどんできるようになっていきます。

もし、思っていることを人に伝えられなくて
お困りの方がいらっしゃったら、
よかったら一度ご相談くださいね。

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