人の感情や気分、場の空気感などに
敏感に反応する
エンパスやHSPの人は、
身体的にも精神的にも
疲れやすい人が多いと思います。
なぜならエンパスやHSPの人は、
敏感で繊細な気質を持っているため、
音やにおい、肌ざわり、見えるものなどの
五感で感じるものに対して、
人よりも多くの刺激を感じ、
高い共感力も持ち合わせているため、
人の感情や気分のささいな変化を感じとり、
心を乱されることも多いから。
そして、そんな自分のことを、
弱くてダメな人間。。
なまけ者で社会性のない人間。。。
と感じてしまうことがよりいっそう、
身体と心に疲労感を感じさせて、
生きにくさに繋がっていきます。
エンパスやHSPの人の
敏感さや繊細さ、高い共感力は
生れ持った能力。
その能力を味方にして
自分オリジナルの個性として発揮しながら、
人生に活かして生きていくことも
できるのですよ。
ですが、その能力を持っていることで
人とは違う普通じゃない自分に
劣等感や無価値感を感じて、
生きることに苦しみを感じている人が
いることも事実。
そのような人が、
エンパスやHSPの能力を気持ちよく発揮して、
もっと楽に生きるために意識することを
書いていきたいと思います。
まず、
敏感さや繊細さ、高い共感力という
もともと持って生まれた能力と、
劣等感や無価値感などの元になっている
自然に沸いてくる感情は
別物だということを意識してください。
自然に沸いてくる感情は、
生れてから現在までの間に
何度も繰り返し感じた感情や
とても強く感じた感情によって、
心の深いところにすり込まれた
思い込みや思いぐせ、価値観が
影響しています。
思い込みや思いぐせが
心にすり込まれていくメカニズムについては
コチラの記事を参考にされてください。
思い込みや思いぐせは
生れてから後付けされたものなので、
自分が生きやすい思い込みや思いぐせに
変えていくことができます。
この思い込みや思いぐせ、価値観のほとんどは、
社会常識や人の目、世の中のふつうという価値観を
意識してできあがっているものがほとんど。
人よりも敏感にいろんなものを感じ取る
エンパスやHSPの人が、
社会常識や人の目、世の中のふつうという価値観に
当てはまらないと感じる自分に対して
劣等感や無価値観を感じて、
そこに当てはまる自分になろうと
がんばって努力をしているのに、
なかなかそうなれない自分を責めてしまい、
生きにくくなっているのです。
社会常識や人の目、世の中のふつうという価値観に
当てはまる自分でなくてはいけない、
と無意識に思い込んでいるのは、
幼少期に親から受けた影響によるものが大きい。
この親の影響をひも解いて解放し、
社会常識や人の目、世の中のふつうという価値観よりも、
自分が感じている感情や本音を
大切に生きることができれば
生きることがどんどん楽になっていきます。
これができると
エンパスやHSPの能力である
敏感に感じとる様々な感覚はそのままで、
その自分にOKを出しながら、
自分の感覚で人生を創っていくことができるのですよ。
また、人よりも敏感に刺激に反応する
五感についてですが、
とにかく自分の五感が心地よさを感じるものを
優先していきましょう。
視界や耳に入ってくるもの、
匂い、肌ざわり、居心地など、
自分の五感や感覚が感じるすべてのものは
心地良いと感じるものを選びましょう。
敏感に反応する脳が
穏やかさ、快適さを感じる環境を
自分で作っていくことが大切。
今まで周りの人の感情や気分に敏感に反応して、
心を乱されることが多かったかもしれませんが、
これからは人ではなく、
自分の脳や心が感じることを大切にしていきましょう。
生きにくさを感じていたエンパスやHSPの人は
今のままの状態でこれからも過ごすことが
あなたの生き方ではありません。
社会常識や人の目、世の中のふつうという価値観に
自分を当てはめていく生き方ではなく、
生れ持ったエンパス・HSP力を味方につけて
自分の人生に活かし発揮しながら
オリジナルの人生を創っていきましょう。
応援しています。
*エンパス・HSPの詳しい内容はこちらをご覧ください↓
◆ 12/10エンパス・HSP勉強会のお知らせ
~感情や雰囲気に敏感なエンパスが
自分と上手につきあって自己実現するために~
◆ 心理セッションにご興味をお持ちの方に
説明会・体験セッションを実施しています。
◆ 敏感で繊細な気質を味方につけて
人生のステージをアップさせる
エンパス専門心理セッション