とても繊細な気質のHSPの男性が安心して仕事に取り組めるように



とても繊細で敏感な気質を
持って生まれたHSPの人の特徴のひとつに
『競争させられたり、
見られていたりすると、
緊張して普段の実力が出せなくなる。』

というものがあります。


人の感情や気分の変化を感じ取る
敏感な脳を持っているので
競争によって生まれる他人の感情や、
自分を見ている人の視線や気持ちが気になり
目の前のことに集中できなくなって
しまうのですね。


そんな自分のことを
弱い人間だと感じ劣等感を持ったり、
社会性がないんじゃないかと
悩んでしまう人も。。。


特に男性は子どものころから
”男の子は強くなくてはいけない”
という世の中の価値観に
苦しんでしまう人も少なくないようです。


ふつうに社会生活を送っているし、
そこそこ仕事はできると思っている。


役職にも就いた。


人並みに結婚もしているし
ふつうの幸せを手に入れて
順調に人生を送っているように
一見は見えると思う。


なぜなら自分は、
それを目標にがんばってきたから。


周囲の空気を読みながら
自分の役割を果たすため、
周りの期待に応えるために
一生懸命努力してきた。


だけど実は、
人が怖くてたまらない。


内心人の評価が怖くて
ビクビクしている。


上司や部下、社内の様々な人から
自分はどう見られているのか
気になって気になってしょうがない。


こんな心の状態で
これから先も生きていくのかと思うと
苦しくてたまらない。


こんな自分を変えたい。


最近私の元にも
HSPの気質を持った男性からの
このようなご相談が増えています。


心の奥深くにある
人への怖れを原動力にして
がんばっている人は、
疲れやすいんですよね。


このような人は
自分の本音よりも、
自分の言動に
人がどう反応するかを予測して、
人の気持ちや感情を
満たすことを目的に
行動しています。


人の気持ちをつねに読み取って
絶えず思考をぐるぐると働かせ、
相手の期待に応えることや
相手が喜ぶことに
エネルギーを使っているので
身体は疲れてないはずなのに
脳疲労の状態になりやすいんです。


続いて、
なぜこのように
人の評価や顔色が
過度に気になるのかを
書いていきたいと思いますが、
まず最初に気がついてほしいことが
あります。


それは、
人の評価や顔色を気にして、
自分の本音よりも
相手の気持ちや感情を優先することで
得ているものがあるということ。


イメージしてみてください。


相手の気持ちを考えないで、
相手の表情や空気も読まず、
自分の本音を相手に伝えたら
何が起こりそうでしょうか?






・相手から嫌われるかもしれない。

・相手から受け入れられないかもしれない。

・相手からダメ出しされるかもしれない。

・相手がスルーするかもしれない。


など、このような内容を思い浮かべた方が
多いと思います。


自分がイヤだと思っている行動は、
実は自分を守るためにとっている行動
なんです。


相手から嫌われないために、
相手から受け入れてもらうために、
相手の顔色をよく読み取って、
相手の期待に応えるように
無意識に行動を起こしていたのです。


嫌われたり、
受け入れてもらえなかったら
ものすごく傷つくし、
悲しいし、
独りになってしまうかもしれない。


これを避けようとしているのです。


なぜ無意識のうちに
このようなことが
自分の中で起こっているのかというと・・・。


生れてから今までの間に
起こった出来事によって
強く感じた感情が影響してしています。


とくに小さな子どものころの
親との関係が関わっていることが
多いのです。


人は生後3ヶ月くらいから10歳ころまでに
愛着形成が行われます。


この時期に
親からの愛情を十分に感じることで
愛着が健全に形成され、
極端に人や物事を恐れたりすることなく
うまくいったこと、失敗したこと、
強い自分弱い自分も認めて受け入れ
人との距離の取り方も学んでいきます。


逆にこの時期、
親からの愛情を十分に
感じられなかった場合、
愛着がしっかりと形成されずに
常に不安を抱くようになり、
人との距離感がつかめずに
自分に自信が持てなくなっていきます。


愛着が形成されない環境というと
虐待やネグレクトによるものと考えがちですが、
重く深刻なわかりやすい状況だけでは
ありません。


たとえば、
ほめられるより
指摘されることの方が多かった、
自分よりも幼い弟の方が
いつも優先されていた、
というような一見ささいなことと
思われるような状況が
原因になっていることが
とても多いのです。


ふつうの家庭に生まれ育って、
ふつうに成長してきたけれど、
実は親に対して
もっと大切にしてほしかった、
もっと受け入れてほしかった、
もっと抱きしめてほしかった、
もっと認めてほしかった、

という思いが満たされないまま
大人になった人は少なくありません。


特にHSPの人は、
親が言葉にしていない感情も
敏感に感じとるため、
ほんのささいなことで
愛着の問題を抱えやすいのです。


これが大人になった今、
相手の顔色や評価に
過度に反応してしまう原因です。


大切にしてほしい
認めてほしい
受け入れてほしい
という思いが
子どもの頃に満たされないまま
大人になった今も心の根っこにあるので、


大切にされないこと
認められないこと
受け入れられないことに
過剰反応して、
なんとしてもこの状態を防ぐために
相手の顔色をうかがって
相手の期待に応えるために
がんばるのです。


これは生まれ持った
敏感で繊細な気質とは別の問題。


HSPだから今苦しいのではなく、
愛着の問題を抱えたまま
大人になったことが苦しみを
生み出しているのです。


生れてから心の根っこに
刷り込まれていったものが
現在感じている苦しみを
生み出しているので、
心の根っこと向き合うことで
変化させることができます。


そのために以下のことを
思い浮かべてみてください。



・・・・・・・・・・・・・・・


➀ 子どものころ
お父さんやお母さんの顔色をうかがって
本当はやりたかったけど
ガマンしたことはどんなことですか?


➁ そのとき、
ガマンしながらどんな感情を
感じていましたか?
(悲しい、腹が立つ、怖い など)


➂ そのときの感情をじっくり感じてください。

・・・・・・・・・・・・・・・



もしうまくできないと感じたら
よかったらご相談くださいね。


HSPの人は優しく親切な気質も
生れ持っています。


そのため
ビジネスの世界であっても、
競争に勝って拡大していくような
戦いのエネルギーで仕事を進めることに
違和感を感じると思います。


人や社会にとって
必要なことを提供することで
役に立てる喜びが
仕事の原動力になる人が多いでしょう。


あらためて
仕事をする上で自分が大切にしたいことを
確認してください。


たとえば、
誠実に取り組むこと
最後までていねいにやり遂げること
人を大切にすること

などどんなことでもいいので
書き出してみてください。


それがあなたの軸であり魅力です。


ビジネスの世界では、
自分の意見を強く主張する人や
チームをグイグイ引っ張っていくような
力強さを持った人が注目されがち。


でもすべての人が
そうでなくていいですし、
自分が大切にしていることを軸にして
安心して自分のカラーで
仕事をしていいのです。


心の根っこにある不安が
安心に変化していくことで
仕事へのあなたの軸がしっかり立ち
HSPの気質も能力として発揮されます。


応援しています。





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