いくら頑張っても人並みになれないと感じて本来の自分を発揮できない

こんにちは。坂本純子です。

いくら頑張っても
人並みになれないと感じて
疲れてしまう。

常に人と自分を比べて、
自分は劣っていると感じてしまう。

今日はこのような人に向けて
書いていきます。

上記に書いたような
一生懸命がんばっているのに
いつも劣等感を感じている人の場合、
それが本来の姿ではありません。

実は、
親が心の深い部分に持っている
劣等感や無価値観を受け継いでいる
ケースがほとんどなのですよ。

私のクライアントさんの話です。

3歳くらいのとき、
母親が自分の目の前で近所の人に
「この子は、
お父さんと私の悪いとこばかり
似てしまって・・」
と笑顔で言っているのを聞いて、
ぞの言葉をずっと信じてきたとのこと。

その他にもこの方は

「この子は私に似て不器用で・・・」
「この子は私に似て要領が悪くて・・・」

と母親が自分のことを誰かに
言っているのを
よく聞いていたそうです。

母親にとっては、
我が子のことを近所の人が
「かわいくてお利口な子ねー」
とホメてくれたので、謙遜のつもりで
何気なく言った言葉かもしれません。

でも、これって親の心の根っこにある
劣等感の現れなんですよ。

自分に自信がないから自分の子供にも
自信がない。

お母さんと子供は別の人間で、
個性も魅力もまったく違うものを
持っているにもかかわらず、
お母さんは無意識に心理的に子供と
一体化しています。

これによって、
みごとに子供に劣等感が植え付けられ
連鎖していくのです。

このクライアントさんも、
常に人と自分を比べるクセがあり、
”人よりできない自分”
という思いに苦しんできました。

人よりできない自分だから
人並みにできるよう
一生懸命がんばり続ける。。。

だけど、
どんなにがんばっても
人よりも劣っている自分
という思いが拭えず、

劣等感と不安をつねに感じながらも
がんばり続けることを
子供のころからやってきたそうです。

ずっとがんばってきたので
人並みどころか
人よりもできることが
たくさんあるのに、

それでもまだ劣等感と不安を
感じてしまうことが
苦しくて苦しくて
カウンセリングを受けられました。

カウンセリングでやったことは、
自分が感じている劣等感や不安は
本来の自分が持っているものではない
ことを腹の底から感じきること。

私はお母さんの劣等感や無価値観を
表現する道具じゃない!

と、自分の心の叫びを声にして、
無意識に心にフタをして
感じないようにしていた
感情を感じきりました。

現在の心の悩みは
過去の未完了の感情が
原因となっていることがほとんど。

腹が立ったり
悲しかったり
怖かったり

いろんな感情を感じたけれど、
それを感じているとつらいから、
感じないようにしたり、
他の感情にすり替えたりした
未完了の感情。

成長して大人になった今は、
自分の劣等感を押し付けた親に対して

お母さんも若くて未熟だったから
しょうがない・・。
今となっては育ててくれたことに
感謝している。

と思えるかもしれません。

だけど、
そう思っている大人の自分の中で
小さな子供の自分がつぶやいています。

お母さんが私のことを
不器用って言ったから
きっと私は不器用なんだ。

私はお父さんとお母さんの
悪いとこばかり似ているって、
お母さんが言ってたから
私はダメな子かもしれない。

と・・・。

これが

常に人と自分を比べて、
自分は劣っていると感じてしまう
心に根づいた思いグセの原因。

いわゆるインナーチャイルドが
つねに心の中で大人になった自分に
影響を与えているのです。

親から受け継いでしまった
心の根っこに根付いた
劣等感、無価値観を変化させていくと、
現実に感じている
心の悩みも変化していきます。

劣等感を感じて
本来の自分が持っている
才能や魅力や可能性を
発揮できないと感じている方や、

自分はもっとできるはずなのに、
と感じている方。

その思いが強くなってきたら、
よかったらご相談ください。

自分の可能性と魅力を輝かせ、
自分の人生を自分のために
生きるお手伝いを、
よかったらさせてくださいね。

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