常に漠然と感じている不安

さて、今日は不安を感じやすい人に向けて
書いていきたいと思います。

先日カウンセリングを受けられた
クライアントさんで

現実的に何があるわけではないけれど、
いつも心に不安があり、
何をしていても心から楽しめない。

という方がいらっしゃいました。


・自分の将来に対して
漠然とした不安感

・現在仕事が順調なのに、
これがいつまで続くのか不安

・順調な恋愛なのに、
これは長く続かないだろうという不安

・自分の子供の将来に対する不安
など・・・。

このように、
まだ見ていない未来や
現在うまくいっている人間関係や
恋愛の今後に対して
不安を感じている人って
わりといらっしゃいます。

この記事をお読みくださっている
あなたも不安を感じやすい方
なのかもしれません。

そして、この不安を感じやすい
自分のことをそういう性格だと
思っていませんか。

実は「不安」を感じやすい性格なのではなく、
あるものが心の中で放置され続け
熟成してくると不安として現われるのですよ。

そのあるものとは

「怒り」


自分の中の「怒り」の感情にフタをして
修正されないまま存在していると
何もないのに「不安」を感じるように
なるのですね。

たとえば、
人から理不尽なことをされたとき
自分に怒りの感情が出てても、
それを出さずに抑えてしまう癖のある人の場合。

感情は目に見えないので
分かりませんが、
抑えた怒りの感情は、
自分の中をグルグルして蓄積され、

そして、行き場のない怒りが自分の中に
溜まると不安となって現われます。

人の心は不思議です。
感情が蓄積されていくと
なぜか化学反応を起こすんですね。

自分で不安を感じやすい性格だと
思っている方は、

生まれてから今までの間に
外に出さずにフタをしてしまった
怒りと向き合いじっくり感じきることで
不安も解放されていきますよ。

簡単に自分一人でできる方法を
紹介いたしますので、
よかったらやってみてくださいね。

① 紙とペンを用意して、
思い出せる範囲で構わないので
幼少時~現在までの
自分の思いとおりにならなくて腹が立ったことを
書いてください。

② ①で書いた対象となっている人に対して
言いたいことを思いっきり言葉にして書きます。

この2つを時間をかけて
やってみてください。

ハッと気付くことがあったり、
自然と感情が溢れてくることがあったら、
それをじっくりと感じてください。

その感情はあなたが今まで溜め込んできた
感情の一部です。

やり方がわからない、
やってみたけどイマイチ手応えを
感じられなかった、という方は
よかったらお手伝いさせてくださいね。

心の根っこに根付いた感情と
じっくり向き合い、
幸せに自己実現していく未来への
一歩目に協力させてください。

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